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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

kenary820 / Shutterstock.com

スポティファイが5月18日、マシンラーニング領域の企業を買収した。同社の公式ブログで、フランスのスタートアップ企業 Nilandの買収をアナウンスした。

Nilandは、ディープラーニングやマシンリスニングから生成したアルゴリズムを用い、楽曲の検索やマッチングエンジンを開発する企業とされている。ストリーミング業界でのスポティファイの優位性は、楽曲のリコメンド能力が優れている点にある。Nilandの技術の投入により、それに磨きをかけていきたい意向は明らかだ。

好みの楽曲をユーザーに提供することでスポティファイはユーザーの滞在時間を伸ばし、無料会員を有料会員に引き込むことが出来る。それこそがスポティファイの望むところだ。

パーソナライズされたプレイリストの「ディスカバリーウイークリー」や「リリースレーダー」はここ数年で人気を増し、競合との差別化要因となっている。今回の買収額は明かされていないが、同社にとって価値のあるディールであることは間違いない。

スウェーデン生まれのスポティファイはここ最近、かつてないペースでスタートアップ企業の買収を繰り返している。Nilandは2017年に入りスポティファイが買収した4社目の企業だ。今年はSonalyticやMightyTV、直近ではMediachainらを買収した。また、昨年も4社を買収していることから考えて、この先もいくつかの企業の買収を視野に入れていると見られる。

スポティファイは収益面ではまだ課題を抱えているが、望む企業を買うための資金は十分にあり、さらなる資金調達も出来そうだ。2016年の一年間で同社は10億ドルをデット・ファイナンスの形で調達し、さらに5億ドルをConvertible Notes(新株予約権付転換社債)で調達した。

音楽のストリーミングビジネスは収益化が難しいとされる中で、スポティファイは様々な分野から支援を取り付けることに成功している。それにより、あらゆる角度からサービスを磨きあげ、次なる買収候補探しに乗り出す姿勢を保っている。

編集=上田裕資

 

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