カリフォルニア大学バークレー校のキャンパス(cdrin / Shutterstock.com)

米国の4年制大学の費用は、公立で8万ドル(約900万円)、私立では18万ドル(約2000万円)にも上る。どの大学に進学するかは、一般的な高校生とその家族にとって最大の経済的決断の一つだ。

しかし長年にわたり、大学の価値を判断することは、評判や好みといった主観的規準に阻まれてきた。

私たちが最初に問うのは「最高の大学はどれか」ではなく、この大学は投資に対して意義ある見返りをもたらしてくれるのか、だ。

フォーブスはこの問いに対する答えとして、2017年「ベスト・バリュー大学」ランキングをまとめた。同ランキングでは、米教育省のオンラインツール「カレッジスコアカード」や、世界最大の給与データベース「ペイスケール」から収集したデータを基に、授業料、学校の質、卒業生の所得、学生ローン、卒業率の観点から、費用に対する価値が最も高い300校を順位付けした。

進学先を決める際、多くの学生と家族にとって、学費は学校の質と同じくらい重要な要素だ。同ランキングの目的は、最も高い費用対効果が期待できる大学を知ることにある。今年の上位10校は以下の通り。

1位 カリフォルニア大学バークレー校
2位 カリフォルニア大学ロサンゼルス校
3位 プリンストン大学
4位 フロリダ大学
5位 ハーバード大学
6位 マサチューセッツ工科大学
7位 スタンフォード大学
8位 カリフォルニア大学アーバイン校
9位 カリフォルニア大学デービス校
10位 ブリガム・ヤング大学プロボ校

カリフォルニア大学バークレー校は2年連続で1位に輝いた。カリフォルニア大学はさらに3校が上位10位内に入っている。フロリダ大学は南部の学校で唯一トップ10入りを果たした。

今年のランキングでは、北東部の私立大学が高等教育分野で保持していた独占状態を失っているという、非常に興味深い傾向が浮かび上がった。トップ10校の半分以上が西部に集中し、5校が公立だった。どの大学も研究が非常にさかんで、優れたSTEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラムを有している。

編集=遠藤宗生

 

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