1位のコロンビア特別区(ワシントンDC)(Christian Hinkle / Shutterstoc)

教育や研究、ビジネスの最前線にある「テクノロジーの中心地」に移り住みたいと考えている人もいるかもしれない。事情通のミレニアル世代の若者たちによれば、その場所はいまやサンフランシスコやブルックリンではなく、彼らはすでに新しい中心地に拠点を移しているらしい。

調査会社の米ウォレットハブ(WalletHub)は先ごろ、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)について、革新的であることの指標となる18の項目ついて調査を実施、その結果に基づき作成したランキングを発表した。評価の対象としたのは、州内に所在する企業に占めるテック企業の割合、STEM(科学、テクノロジー、工学、数学)分野に専門職として従事する人の数、1人当たり研究開発費、インターネットの通信速度などだ。

最も革新的な10の州は、以下のとおりとなった。

1位:コロンビア特別区

厳密に言えば、コロンビア特別区は州ではない。だが、首都ワシントンを調査対象に加えたのは、米国の政治の中心地であるだけでなく、STEM分野の専門家が最も多く集まる場所だからだ。さらに、2020年までに関連職種の求人件数(需要)が最も多くなると予想される場所でもある。科学・工学分野の卒業生の数は全米1位だ。

インターネットの通信速度は国内最速。1人当たり研究開発費も最も多くなっている。マサチューセッツ、カリフォルニア、ユタ、ニューヨークの各州とともに、1人当たりのベンチャー・キャピタル(VC)投資額でもトップ(タイ)となった。

2位:メリーランド州

コロンビア特別区の郊外にあるからというだけではなく、ロッキード・マーチンやディスカバリー・コミュニケーションズなどの企業の拠点であることが、この州が2位に入った理由だ。科学・工学分野の卒業生の数でも全米2位、所在する企業に占めるテック系企業の割合でも2位だ。

3位:マサチューセッツ州

軍需製品メーカー、レイセオン(Raytheon)と、マサチューセッツ工科大学(卒業生に占める起業家の数が非常に多い)があるマサチューセッツ州は、3位にランクインした。1人当たりのVC投資額でも1位(タイ)だった。

編集=木内涼子

 

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